医療費控除
確定申告の季節がやってきました。
私のようなサラリーマンは年末調整で「はい。終わり」となるわけですが、
題名の医療費控除や最近だとふるさと納税などの寄付金控除(ワンストップ特例なしの場合)など実はサラリーマンでも案外お金が戻るチャンスもある。
これから副業する人が増えてくるとより機会は増えてくるかも。
今回は医療費控除の仕組みについて。
「10万円を超えると控除の対象」なんとなくでそんなことだけ知識にあったけど実際は???
医療費控除は払ったお金が戻ってくるわけではなく自分の所得税率に応じた所得税が返ってくる仕組み
よって
【医療費控除額】×【所得税率】=【実際に返ってくる金額】となる
【医療費控除額】=
【その年に払った医療費】‐【保険金など補填される金額】‐【10万円or所得金額の5%(どちらか少ないほう)】
【所得税率】
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超え 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超え 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超え 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円を超え4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
出典:国税庁
家族の分もまとめて申告できる
生計を一にする家族であれば別居の家族の分も使うことが出来る
家族の中で一番所得の多い人(所得税率の高い人)が申告するのが有利となる
公共機関の交通費なども申告可能。
忘れやすい項目になるので要注意。
セルフメディケーション税制も出来たが併用は不可。